コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

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レイ・ブラウンのベースライン研究(6) 21:53


 福岡の後は、続けて今日から大阪に出張で、いまは大阪のホテルにいます。

 ベースをかかえて出張するわけにもいかないので、出張中はもっぱら頭の訓練。
今日も、"ALL OM ME"からベースラインのお勉強です(ほんとはこんなことしてるヒマはないんですが・・・ベースがないから、書きたい気持ちを止められないんです)(苦)

 今回取り上げたのは、3回目のテーマが始まるところの頭からの4小節。A♭から下降していく2小節目の3拍目あたりまではごく普通だが、3小節目の2拍目でいきなりぽーんと、オクターブ上のFに跳躍する。Gの開放弦を鳴らしておいて、そのスキにさっとハイポジジョンに移るというレイさんお得意のパターンだ。

 その後、3連を使って一気にすとんと落とす。この時の2拍目のBの使い方がカッコいいな。(よくわかりにくけどBナチョラルです!)これは、Cのコード音の中でスパイス的な響きを生み出すけど、考えてみれば、2小節の最後のA♭からずっとBまで下降していくラインでもあるんですね。

 ああ、これこそは、典型的なレイ・ブラウン節。ごく普通に始めておいて、突然驚かせたり、すとんとスパイスをきかせる。この4小節目の響き、カッコいいな。早く帰ってベースを弾きたい。
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レイ・ブラウンのベースライン研究(5) 23:35
 しばらく、「研究」を怠っていましたが、また復活します。題材は、今回も、オスカーピーターソン・トリオのAll Of Meです。

 今日のテーマは、レイ・ブラウン氏が多用している5th♭です。

 この例では、Cmの部分でいきなり5th♭にあたるG♭を使っています。今の自分には、Cmを見ても、とっさに1拍目にG♭を持っていく発想はありませんが、今度からレイ・ブラウンを見習って、もっと積極的にラインの中で、5th♭を使ってみようと思いました。


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レイ・ブラウンのベースライン研究(4) 22:39

 4回目の今回は、ずばり「よく訳のわからないライン」だ。

 写真の楽譜は、E♭コードから、次のA♭コードへ移行するラインだが、どう考えても不思議。

 4拍目のAはレイ・ブラウンお得意のA♭へ至るアプローチ・ノートであることはわかる。ただ、どうしてもわからないのは、2拍目のCと3拍目のB。これは、どう見てもE♭のラインには見えない(聞こえない)のだ。

 正解は次のうちのどれだろう?

 a) わざとセオリーを無視して特殊な響きの効果を狙った。
 b) これにもある「理論」がある。
 c) 実は、ただ間違って演奏してしまっただけ。


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レイ・ブラウンのベースライン研究(3) 09:10
 3回目の今回は、開放弦の効果的利用だ。

 これもALL OF MEの一部だが、FmのラインでA♭からいきなりAの開放弦にストンと落とす。

 これは、僕にはまだできない芸当だ。なぜなら、Fmという情報が入った段階で、「A じゃなくていつもA♭」という頭があるから、Aの開放弦に落とすことなど、こわくてできないんだ。(だってAを弾いたらFm がFになってしまわないか・・・というこだわり)。

 このラインを実際に弾いてみると、4拍目に次のB♭7への通過音としてC♭がすぐ入ってくるので、実際に3弦でAが響く時間は一瞬だ。もしかしたら、これはレイ・ブラウンが単にパーカッシブに使っているだけなのかもしれない。

 それともあえて意識してA♭⇒A(開放弦)という響きを取り入れたのか、今の僕にはその謎が解明できない。
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レイ・ブラウンのベースライン研究(2) 23:15
 2回目の今回は、ズバリ「3連符の活用」だ。

 決して、多様するわけではないが、ALL OF MEでは、最初のワンコーラスに次から次へと出てくる。しかも、4拍目に、3拍目とタイで出てくるケースが多い。

 実際には、次の小節への導入的な効果があるようだ。自分の演奏のヒントにしたい。もっとも、こういう風に指が速く動くようになればの話だが。がんばります!


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レイ・ブラウンのベースライン研究(1) 09:58

 今年になって、少しずついろいろなテーマに取り組んでいて、そのうちのひとつがこれ。

 去年やろうとしてできなかったテーマのひとつだ。レイ・ブラウンのベースラインが他のベーシストとどこが違うのかを探る・・・。

そこで、このブログで少しずつその「研究成果」を公表することにした。

1)ルート音を使わないベースライン

 たとえば、課題曲のALL OF ME (A♭)の冒頭4小節目に出てくるC7のベースライン。通常だと、まずルートのCをきちんと鳴らしてから移動するものだが、ここでは、いきなりGの音から始まる2小節のメロディックなラインとなる。(写真参照=へ音記号の譜面です)これがオスカーピーターソンのピアノと対位法的に動いていく美しさ。

 ピアノなどメロディー楽器の人にとっては、きっとなんでもないことなんだろうけど、ふだん「ルートの呪縛」の中にいる普通のベーシストが、いきなり冒頭からこういうラインを弾くのはかなり勇気がいるもんだ。

 演奏中にとっさにこういうラインがわいてくるんだろうか。

 さて、今年になってもうひとつ取り組んでいるのが北欧ジャズ。ピアニストasaさんから教えてもらった「ラーシャ・ヤンソン・トリオ」のラーシュ・ダニエルソンというベーシストの演奏だけど、こっちの研究はまだまだ時間がかかりそうだ。完成は1年か2年後になりそう。


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