ジャズ語録(4)ジェシ・ヴァン・ルーラー(ギタリスト) |
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「習い始めは誰でも、他の人をコピーするのはナチュラルだと思う。
でも大切なことは、その人と自分をミックスさせていくことだ。みんな、指の大きさも違うし、考え方も違う。だから、その人を丸ごとコピーしようとするのではなく、
好きな人のある要素を吸収すればいいんだ。するとそれが君のイマジネーションになる」。
<一言コメント>
なるほど、わかりやすいですね。僕がレイ・ブラウンをいくらコピーしても、しょせんレイ・ブラウンにはなりきれない。なれたとしても、せいぜいいいとこ、レイ・ブラウン風。
しかし、同じコピーでも、それを別な人間が演奏すれば、それが「その人の個性」となる。つまり、レイ・ブラウンのマネ+KOJI演奏で⇒「KOJIオリジナルの完成」でござい。
僕ももっとコピーもがんばろかな。今のままじゃ、レイ・ブラウン風でもKOJI式でもない。