コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

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ジャズ語録(10) デューク・エリントン 22:08
 私の音楽は、G♭とF♯の違いを学ぶことからはじまった。

<一言コメント>
 久しぶりのジャズ語録です。なんだか含蓄の深い言葉ですね。ベースを演奏する立場からすると、G♭よりF♯の方がすごく演奏しやすいし、なじみがあります。G♭は開放弦が使えないから困る〜。でも、G♭には、F♯にはない、不思議な高級感があるのはなぜでしょうか。誰か教えて下さいな。
| ジャズ語録 | comments(6) | - | posted by jazzkoji
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Comment








こんにちはo(^-^)o
ピアノ等の平均律楽器では異名同音となるのですが、純正律では#系と♭系は厳密にはわずかに周波数が異なります。(異った周波数帯のスケール。)
平均律に比べ#系は若干低く、♭系は若干高めになります。また、これは聴感上の生理的なものから来ているそうです。
この辺りが曲調の違いに反映していのでは?
posted by モリ@ベース | 2007/05/14 11:14 AM |
フレットのないバイオリン属(コントラバス/ウッドベースは本来ガンバ属の流れですが、一応同族に含む)や管楽器では比較的コントロール可能で、特にクラシック系アンサンブルやオケではよく問題になります。
合理主義を至上とする欧米でバイオリン属がフレットレスなのもこの辺りや表現力が影響しているのでは?ちなみに、バイオリン属より以前に隆盛を極めたガンバ属(ソプラノ〜バス迄あり)はフレットがあります。
posted by モリ@ベース | 2007/05/14 11:36 AM |
ガンバ属の話しが出たねで、トリビアネタをもう一つ。
現在、ヴィンテージオールドのコントラバス(2〜300年以前)の中には元はガンバの大型のバス(6弦フレットあり)を改造(ヘッドは温存又はネックともに作り替え、スケールを伸ばし、バスバー他ボディーを補強)して3弦(初期は3弦が主流)や後に4弦に作り替えてコントラバスに改造した物が結構あるそうです。
ちなみに、文献によるとあのストラドバリウス氏はコントラバスは生涯で10台しか製作していません。
又、ストラドの大師匠?アマティのコントラバスの一つ(1611年製作)はかのドラゴネッティー(ベートーベンと親交が深く彼のシンホニーのバスパートに多様な可能性と多大な影響を与えた)が所有し、時を経て現在はゲイリーカー氏が若かりし頃に前所有者(名前を失念しましたが20世紀前期を代表するソリストで指揮者)の寡婦依り終生永久貸与で所有しています。(要するにタダです。市場価格は現在ありません。オークションに出たとしたら億はいくのでは?)ゲイリーカー氏の一連のアルバムでその素晴らしい天の神の声が堪能出来ます。(コントラバスですが、コントラバスではあえません。)
posted by モリ@ベース | 2007/05/14 11:00 PM |
>モリさん
 大変興味深いお話です。デューク・エリントンが言っている"違い”というのが、単なる感性の違い(♭系と♯系の響きの違いみたいなもの)だとばかり思っていたのですが、この両者は厳密には本当に音が違うとは知りませんでした。
 すると、ベース奏者は、本来この違いを演奏できるべきなんですね。ところで、以前ロン・カーターのCDを聴いたときに、彼の出すCの音がいつもちょっと低めだなあと思ったことはありましたが。あれは意識的なんでしょうかね。
posted by koji | 2007/05/16 12:03 PM |
Misterロンカーターは若かりし頃は真剣にクラシックオーケストラのコントラバシストを目指して正規の訓練も受けていたそうですが、人種差別(当時カラードはオケには入れなかった)のために、挫折感と断念せざるをえなかったそうです。本来ピッチには厳しいクラシック出身ということなので、よくピッチが悪いと言われますがひょっとして故意にやっているのか、音楽の勢いを重視して多少のピッチのブレには・・・!?本人的にはどうでせう
posted by モリ@ベース | 2007/05/16 10:51 PM |
>モリさん
ジャズを始めたアフリカン・アメリカンの自然な音階が実際には平均律の3度より若干低めであり、それがブルーノートにつながったということを読んだことがありますが、このあたりには事実に基づいた歴史的な説明があるのでしょうか?
posted by koji | 2007/05/18 6:41 PM |
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