<プレイバックNo2> 酒とバラの日々 Days of Wine & Roses |
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久しぶりのプレイバック・シリーズの第2弾はご存知「酒バラ」。2年と1ヶ月の間の演奏回数が通算72回で、「枯葉」に次ぐ2位。
「困ったときの酒バラ」とはよく言ったもので、以前は練習セッションの最初に「何やろうか?」と聞くとたいがい「酒バラでもやろうよ」となる。
そういう側面が強調されてか、あまりプロのライブで真剣に演奏されることが少ない曲のような気もする。
僕がいつも参考にしているのは、「ニューヨーク・ジャズ・トリオ」の演奏と木住野佳子さんのトリオでの演奏だ。特に「ニューヨーク・ジャズ・トリオ」の演奏はあまりにも何回も聴きすぎて、ベースアドリブがいつもこの演奏の“そっくりさん”になってしまうのは困ったもの。
「酒バラの一番の思い出は?」
そうですねえ・・・やっぱり平成18年10月10日に初めて用賀キンのツボのライブで演奏したときのことかな。これが、第1ステージの最初の曲で、佐藤みゆきんのピアノソロが流れるようなフレーズをゆったりゆったり弾いていて、そこから急にインテンポになり、8小節のイントロが入って、三留紗依のアルトサックスがテーマを奏でる。ギター中田高弘、ドラム深田小次郎・・・まるでセピア色の写真のようになつかしい。