コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

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EVERYTHING HAPPENS TO ME (いろんなことが起こるものだ) 12:10
 きのう、帰宅してベースの個人練習しようとしたら、左指の人差し指のいつも弦を押さえる部分がなんかすごく痛くて、ベースが弾けなくてあわてた。よく見ると、内部が腫れ上がって炎症を起こしているみたいだ。 ”Oh, My God!”・・・一瞬目の前が真っ暗になった。

 でも、氷をビニール袋に入れて一晩冷やしたら、今朝は何事もなかったかのように、腫れがおさまっていた。ほっとした。どうやら、この前の日曜日にトリオ練習を3時間やったあと、ダブルヘッダーで渋谷KOKOの3時間ジャムセッションにまで参加して、指が悲鳴を上げてしまったらしい。

 悲鳴を上げたのは指だけでなかった。この前の火曜日の仕事後、メンバーと最終リハーサルをしようとしたら、なぜかその直前に突然第4弦が切れてしまった。(ちょうど渋谷YAMAHAのスタジオだったので、下の店に買いに行って、事なきを得たが。)Everything Happens to me・・・まあ、いろんなことがあるものですね。これもまた、ライブへの試練の道のりなんでしょうか。

 ライブが近づくにつれて、いつもの間にか“真剣勝負”になっている自分がいます。一緒に演奏してくれる仲間のことを考えても、「ああ、もっとちゃんと個人練習しとけばよかったな」と、最近、急に思ったりしてます。

 でも、そんな気持ちをみなさんからのコメントがぽ〜んと吹き飛ばしてくれました。僕には、このブログのほかには、メッセージをくれる音楽仲間がほとんどいないので、みなさんのコメント=(イコール)すべて、なんです!

 特に、きのうのモリ@ベースさんからのアドバイスはよかったです。

今までの練習等自分と仲間を信じ、ある意味開き直り、素で勝負するとよいのでは」・・・なんだかチームスポーツで試合に行く前みたいですね。

 さあ、もうじき試合開始のホイッスルが鳴ります。あとは、思い切りエンジョイしてきます!次回はライブが終わったあとにお会いしましょう。
| スタンダードナンバーを題材にしたエッセイ | comments(7) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
Early Autumn(初秋) 08:04

朝起きたら、自宅から秋の空が広がっているのが見えたので、思わず携帯カメラで写真を撮ってみた。

最近、「季節感を大事にしたいな」と強く思うようになってきた。日本の文化のひとつである俳句にも「季語」という考え方があるし、食べ物の「旬」というのも大切にしたい。

そこで、今回のライブでも、ちょっとばかり季節感を意識してみた。

秋にちなんで、テーマは「月」と「星」だ。

演奏曲目をひとつのストーリーにまとめてみると、こんな感じになる・・・主人公(この場合はたぶん女の子)は、日本の城跡にきれいな月が上がるのを見て、「私を月に連れてって!」と祈ってしまう。

やがて舞台は日本からアメリカへと移り、アラバマの大地に星が降り注ぐ美しいシーンに感動する。もちろん秋だから、枯葉も舞う。

一方で、過ぎ去ったばかりの夏を思い出すことも忘れない。そういえば、今年の夏は短かったなあ。でも海辺にはイパネマから来た娘が歩いていて、突然、「波」がやってきたりして、あれも楽しい思い出だった。

ジャズだから、ラブソングもはずせない。「あなたは、私のたったひとりのLOVE(恋人)よ」と歌ってみたり、「あなたなしには・・・」と熱く語る。すると、待っていた王子様がいつか枕元にやって来る。「帰ってきてくれてうれしいわ」と思ったら、そこで、長い夢から覚める。窓の外に目をやると、澄み切った初秋の空がどこまでも広がっている。

まあ、こんな感じです。上記のストーリーの中に10曲入っていましたが、わかりましたか?本当は11曲演奏する予定なんですが、あと1曲はその場の雰囲気で決定ということなので。

ところで、表題の『Early Autumn』は、スタン・ゲッツの演奏で有名らしいけど、まだ聴いたこともなければ、演奏した経験もありません。でも、弾くなら季節感のある今のうちですね。ライブが終わったら、秋が深まらないうちに一度演奏しておきたいと思います。

| スタンダードナンバーを題材にしたエッセイ | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
Now’s The Time(さあ、いよいよ!) 06:49
神谷森ログハウス土曜日のつくば初ライブのことが待ち遠しくてたまらなくなってきた。

思えば今年の元旦に、池袋マイルスカフェの「超初心者セッション」に参加してから早9か月。

その間に、いろいろなジャズ仲間との出会いを通して、初ライブという機会がこうして巡ってきた。実際に一緒に演奏に参加してくれた仲間もいれば、このブログにいろいろなアドバイスを下さったみなさんもいる。今の自分があるのは、そういう人たちのおかげだ。

考えてみれば、仕事以外のことにこれだけ短期間に集中して打ち込んだ経験も、ほんとうに久しぶりだと思う。今だから、たまたまできることなのかもしれない。来年の自分の環境がどうなっているのかは、まったくわからない。だから、今ライブができることが、これほどうれしいのだと思う。

そこで、今日のタイトルは『Now’s The Time(ナウ・ザ・タイム)』。奇しくも、池袋マイルスカフェの「超初心者セッション」のテーマ曲でもある。

このタイトルの英語の意味は、Now(今)がThe Time(その時)。つまり、これまで、いろいろ思い悩んだり、準備したり、考え込んだりもしたけど、「今が、やろうとしてことをやる、まさにその時だよ」という意味だ。いわば晴れの舞台、思い切って飛ぶ時。

マイルス小林さんは、そういう深遠な意味も込めて、この曲を超初心者に選んでたのかな。「いつか君達がライブをやるような時があったら、この曲を思い出そう。きっとそういう日が来るから」と・・・。

今回は初ライブとあって、自分の中の目標設定レベルはかなりリラックスしたものだ。極端に言えば、「お客さんが途中で逃げて帰っちゃわなければライブ成功かな」と。まあ、今の自分の能力と経験からしたら、そのくらいのつもりでやったほうがよさそうだ。

ライブはお客さんあってのもの。やっぱり、一緒に楽しんでもらわないと。現地情報では、地元のジャズファンが20名くらい来てくれるらしい。

その日に集まってくれた人たちと交流できるのも、もうひとつの楽しみだ。みなさまどうか、お手やわらかに。
| スタンダードナンバーを題材にしたエッセイ | comments(8) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
ベースは人を喜ばせてナンボの世界・・・ 13:05
ブログを始めて3か月がたった今日この頃、急にいろいろな皆さんからのコメントが届くようになりました。

面白かったのは、きのうのモリ@ベースさんからのコメント。

「ベースは人を喜ばし(スイング/グルーヴ)してナンボなのですが、ベース屋は結構必死です」。

さすが筋金入りのベーシスト、モリさんならではのコメントです。
つまり、「人を喜ばしてナンボ」である反面、実は影では「結構必死」。

顔で笑って、心で泣いて・・・というか、以前、ベーシストの上村信さんのホームページでも、「ビート感を出そうとして弦高を上げると指が痛くてがまんできなくなる」って書いてました。そうか、みんなそうなんだ。

モリ式練習方法だと、「タイムキープ練習をしたら、5〜10分くらいで真冬(暖房無し)でも汗が噴いてくる」そうです。なんだか、真冬に暖房なし、というのが笑えました。もしかしたら、暖房費はベース代に消えてしまったのでしょうか。

ベーシストたるもの、やっぱりこのくらいの覚悟でやらないと。あらためて、いい刺激になりました。

でんでんさんからの楽器選びのコメントも、具体的で参考になりました。

そのうちに、アドバイス集を「総集編」にでもまとめて、貴重な情報をシェアできるようにしてみますね。

今日はとりあえず、コメントをいただいた皆様へのお礼をこの場を借りてさせていただきました。ありがとうございました。
| ジャズ・ノート | comments(2) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
第1回 つくば神谷森ジャズライブのお知らせ 11:01

みなさんも、ブログで自分のライブの告知をしているようなので、今回は、僕も一応一人前に宣伝させていただきます。

ただ、今回は、みなさんのような本格的なライブではなく、「一緒にジャズを楽しみましょう」的ライブです。(それとは別に、10月10日にも都内でもライブが決まりましたので、そちらも追ってお知らせします)。

さて、今回のライブですが、

 2006年9月30日(土)午後5時〜7時くらい

 茨城県つくば市上郷 7821-1 神谷森ログハウス

 会場へのアクセス (こちらから見ていただけますでしょうか?)

交通機関での最寄り駅は、秋葉原から走る「つくばエクスプレス」の万博記念公園駅下車です。(もし電車で来て下さる方がいらっしゃれば、ご連絡下さい。時間がわかればワゴン車でお迎えします。メールはこのブログのprofile欄から)

 演奏形態=アルトサックス(フルート)、ギター、ピアノ、ベースのカルテット(場合によってはカホンの参加あり)。最終ステージでは演奏参加も可。

 入場料 もちろん無料

会場の「神谷森ログハウス」についてちょっと説明しておきます。ログハウス関係の雑誌にも取り上げられたりしていて、このログハウスを訪れるだけでも価値はあります。

オーナーのMASAは、大学時代の友人で、ログハウスが建てられた自己所有の土地は300坪ですが、その周辺で自由に使わせてもらえる敷地もあわせると、なんと1200坪。広大な森の中の一軒家です。

アップライトピアノや、ミキサー、アンプが置かれているリビングルームは33坪の広さ。クラシックギターを弾いただけでも、澄んだきれいな音が高い天井に抜けます。

敷地内にはもうひとつログハウスがあって、こっちはゲストの寝室スペースとして開放されてます。(一番上の写真の建物)

MASAは数年前からこのログハウスにいろいろなミュージシャンを呼んでコンサートを開催してきたんですが。最近、僕がジャズをやり始めて、いつかライブやりたいんだって話をしてたら、「じゃあウチでやったら」というのがきっかけです。

せっかくの機会なので、この神谷森ログハウスについて、次回もう少し詳しく紹介したいと思います。

| ROAD TO LIVE | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
Softly As In A Morning Sunshine(朝日のようにさわやかに) 12:10
今日は、久しぶりにとてもいい目覚めだった。

きのうも団子坂でセッション練習。ライブまであとちょっとになったので、できるだけ演奏経験を増やそうと、いろいろな方に演奏相手を頼んでいる。

でも夕方まではすごく気が重かった。

一昨日のセッションでの失敗が、“トラウマ状態”になっていて、「ベースとかジャズはやっぱり自分には向いてないのかな」と深刻に思い始めてたからだ。やっぱりギターに戻ろうとか・・・。

そこに、友人からのメールで、「演奏では気持ちが一番大切」「まずは何を言いたいのかを意識すること」。

そして、演奏直前にも、水戸のRyongさんからのコメント(きのうのブログ)がさっと携帯メールに入ってきた。「そうか、4ビートなんて、元々無理なことをやってるんだ」・・・それで不思議に体の力がすっと抜けた。

結果としては、今までのセッションの中で、一番満足の行く演奏(自分の気持ちが一番込められた演奏)ができた。演奏中も、演奏後も爽快感。

この前のセッションでは、「何とかしなければ」「うまく弾かなければ」という焦りだけがカラ回りして、とても音楽になっていなかった。たった2日のことで、こうも違ってくるものなんだ。

もちろん、だからといって決してうまい演奏では、まだない。
ただ、自分の中では今までになく、すなおに音楽の中に溶け込めた。

「演奏では気持ちが一番大切」というアドバイスを文字通り体感できた、貴重な経験だった。

持つべきものは良き友人なり。みなさま、本当にありがとう!
スランプになったときは、いつでもこの日のことを思い出そう。
| スタンダードナンバーを題材にしたエッセイ | comments(2) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
ご無沙汰しましたが、昨日帰国しました。 09:59


帰りはちょっとハードな行程でした。朝5時にキャンディのホテルを出てタクシーで3時間かけてコロンボ空港へ。そこからいったんシンガポールへ乗り継ぎ、現地にトランジットする間に空港近くでシンガポールの代表と会議。シンガポールから夜行便で朝6時半に成田着。連休のせいか、機内はハネムーン風の若いカップルが目立ちました。

心配していた危険性は皆無。考えてみれば、リスクというのは海外のどの国にいつ行ってもあるもので、いや日本にいたってリスクはあるわけで、ある時突然やってくるもの。

期待していたカレーは確かにおいしいかったけど、あんまり辛いのでびっくり。現地の人に言わせれば、「世界のカレーの中でも、スリランカのカレーは一番辛い」そう。普通の日本人だと、水を何杯も飲まないと食べ切れないでしょうね。朝食の紅茶はマイルドで深みがあり、さすがセイロン紅茶。現地ではコーヒーを1回だけ飲んだけど、あまりにも味が違うので、以後はずっと紅茶にしました。

驚いたのは、キャンディのホテルの部屋にローソクが置かれていたこと。鏡の前にあったので照明用なのか、停電用なのか。(実際に一度停電しましたが、真っ暗でどこにローソクがあるやら)。あと、エアコンがなく、大きな扇風機が天井からぶら下がっていて、スイッチを入れると大きな音を立てて風を送ってくれました。

写真は滞在したキャンディの街の光景から。


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いざ、光り輝く島へ! 00:22
月曜までは、いよいよスリランカ出張だ。

スリランカ語で、スリは「光り輝く」、ランカは「島」という意味だとか。
あわせてスリ・ランカ=「光り輝く島」。楽しい響き。

でも自分的には、どっちかというと、スリ=要注意!となってしまいそう。
実はいまは、この国、ちょっと「要注意の島」なんである。
というのも、外務省のホームページでも、この地域は「できれば渡航を見あわせた方がいい」と書かれているではないか。なんで、よりによってこんなところで、国際会議を・・・。

おまけに、スリランカではアルコールが全面禁止らしい。ビール&ワイン好きな僕にとってはつらい出張だ。

あすは成田からスリランカ航空でコロンボまで、なんと12時間の旅。
なぜ12時間もかかるかというと、途中でかのモルジブに寄るらしい。そこで、楽しげな日本人はみんな降りることになる。残された我々の運命は・・・。

唯一の楽しみは、朝・昼・晩と、一日3食がカレー(現地ではカリーというらしい)であることくらいか。

まあ、そんなかやで、決死の覚悟で行ってきます。インターネットはまず無理だろうから、みなさまにお会いできるのは来週月曜になります。みなさまも、それぞれのジャズ・ライフをお楽しみください。僕も毎日カリーを食べてがんばります。

カット写真は、最近、僕の好きなジャケットで。飛行機の中では、チャーリー・パーカーの「with strings」なんかも聴いていきます。
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イタリアン・ジャズのベースライン 00:17
最近でこそ、やっとチャーリー・パーカーあたりも少しずつ聴くようになったが、自分が演奏活動を始めるまでによく聴いていたCDは、なぜかイタリアン・ジャズが多かったようだ。

たとえば「エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ」、「ステファノ・ボラーニ・カルテット」など。これらのトリオやカルテットの演奏では、ベースが通常の4ビートではなく、バッハの対位法を想わせるような、独特なメロディアスな動きをする。また、その音色もある時はビオラのような哀愁を帯びた色を持っている。

つまり、ピアノやフロントが表のメロディラインを演奏するのに対して、ベースが第2のメロディを奏でる。先日、DVDで聴いたヨーロッパ・ジャズ・トリオの『アムステルダムの午後』のベーシスト、フランス・ホーヴァンの演奏もそうだった。

まだ、ジャズを始めて間がないからなのかわからないが、なぜヨーロッパのジャズは、こうも違うんだろうか。いわゆるバップのウォーキングラインを演奏するベースに比べて、はるかに自己表現型であるような気がする。

おそらくは、ウォーキングラインの本当の表現の深みがわかるのは、まだまだこれからなのかもしれない。よくこのブログにコメントをくださる、ベースのモリさんやかにさんのコメントも、一度聞いてみたいものだ。

(写真は手前が「エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ」のThe Chariot of Time、その奥が「ステファノ・ボラーニ・カルテット」のLa Dolce Vita。ジャケットデザインもイタリアものに気に入ったものが多い)。
| ジャズ・ノート | comments(3) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
秋はビールがうまい! 00:35
今日はライブに向けてのリハーサルを渋谷のサイトウミュージックスタジオでやった。

今年一番多く一緒に練習してきたレギュラーメンバーだが、自分の演奏経験からすると、彼らとのライブがこんなに早く実現すること自体、信じられないことだ。いい仲間達にめぐり合えたことを感謝したい。

さて、帰宅して、いつも最初にすることはビールで一杯。

最近の自分のお気に入りは、麒麟の『秋味』(写真)。秋だけの限定醸造だそうだが、「麦芽たっぷり1.3本分(当社比)」というだけあって、キレ味がいい。

ところで、缶ビールをそのまま、缶から飲むだけでは能がない。そこで、僕がいつも使っているのが、2年前の秋、横浜の赤レンガ館でたまたまやっていたドイツビールの「オクトーバーフェスト」で手に入れた特殊なグラスだ(写真右)。このグラスに冠ビールを注ぐとクリーミーな泡が立って、まるで生ビールを飲んでいるようなテイストが味わえる。これは、ビール好きには絶対おススメのアイテムだ。(特殊な形をしているからなのか、このグラスに入れたときだけこういう泡になる)

・・・と、ここまで書いたところで、終わりをどうしようかと、気分転換にhana日記を読んでみたら、なんと偶然にもテーマは同じビールの話。セッションでならともかく、ブログで話がシンクロするというのも面白い。まあ、これでビール好きだということはよくわかったけどね。

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