きのうタイムトレーニングをしたときに、「今の自分が一番カンファタブルに」(安心して)演奏できるテンポはどのくらいだろう?」と思って、ちょっとメトロノームを調整してみたら、1分=100拍ぐらいでした。
ベース2年目の僕にとって、もしかしたらこれくらいが技術的に(運指などを含めて)、安心して演奏できるテンポなのかもしれない。そう思いながら、今日、仕事で外を歩いているときに、試しに自分の歩くテンポを時計の秒針を使って計測してみたら、5秒間に8歩、つまり「1分間に96歩」ということを発見しました。
なになに?「1分=100拍」と「1分間に96歩」?・・・この類似性はなんだろう。と考えて、さっそく次のような仮説を立ててみました。
1)もしかしたら、自分がふだん歩くテンポが、長い間に自分の中の「体内タイム」として刻まれて(インストールされて)しまったのかもしれない。そして、それが1分間に96歩くらい。
2)これまでの1年間あまり、ほとんどメトロノームを使わないで練習してきたしまったが、そんなときは、実はいつの間にか、いつもこの「体内タイム」でベースを弾いていたのかもしれない。なぜなら、それが自分にとって一番落ち着くタイムだから?
3)その結果、いつのまにか1分=100拍あたりで演奏する経験ばかりが蓄積されてしまい、そのテンポが一番得意になってしまった。
つまり、「歩くテンポ」⇒「体内タイム」⇒ふだんの「練習テンポ」⇒「自分の得意なテンポ」という一貫性。
どうだろう。もしこの仮説が科学的に証明されれば、「コージ理論」として音楽界に衝撃をもたらすかも。あるいは、これは既にみんなに知られているあたり前の事実なのだろうか?