7月25日の「カフェ・コンラチェ」ライブを皮切りに、この夏は8月12日まで一気に3回もライブをやることになってしまいました。(9月以降、年内はしばらく演奏活動ができないのも理由のひとつ)
僕らのようなアマチュア・ミュージシャンにとって、ライブに来てくださったお客様から、「今日のライブは楽しかった〜」と心から言ってもらえるのが最大の賛辞。
じゃあ、「楽しいライブとは何か?」・・・そこで、最近の自分の経験から
「楽しいライブの3原則」という法則を導き出しました。例によって独断と偏見によるKOJI’s Talkなり。
<原則1>
バンドがまとまっていること
技術の上手い下手以前に、僕はバンドのまとまりを「楽しいライブ」作りの第1原則に挙げたいです。この1年あまり、いろいろなライブに足を運びましたが、バンドのメンバーがまとまっているライブは、間違いなく楽しい。たとえ、技術が今ひとつでも、そこに何かを訴えるパワーがあるんです。ひとつになろうとする「熱き思い」というか。
バンドがまとまっているかどうかは、演奏中にも、演奏の間にも一目瞭然です。ちょっとした表情のやり取り(たとえば演奏中のドラムとベースの笑顔の交換とか)、失敗したときの互いのリカバリー、ステージとステージの間でのメンバー同士の会話とか・・・こういうちょっとした仕草から、お客さんにはバンドのまとまり具合がすぐわかりますね。
5月のつくば神谷森ライブでは、Fortunecookieの3人のあまりにも息の合ったコンビに、「バンドって本来こんな感じなんだなあ」って改めて思い知らされました。聴いてる方はそういう息の合った姿を見てるだけでなんだか安心できるんですね。
そんなわけで、僕は自分がリーダーのライブのリハーサルでは、練習後に必ず簡単な「飲み会」を入れるようにしています。一緒に練習し、飲み、語り・・・という“共通体験”を通じて、バンドのまとまりが自然に生まれてくる。「リハーサルより、その後の飲み会の方がはるかに大切」という意見もあるくらい。それに僕は、日頃から何かにつけバンドメンバーにはメールをしたりして、できるだけ互いのコミュニケーションを図るようにしています。
一方、「バンドはあくまで音楽的なつながりなんだから、それ以上のつながりは必要ない」とか「本来、演奏活動を通じてのコミュニケーションがすべて。それ以外は不要」という意見の人もいるようです。でも、なんかそういうの、つまらないな〜。僕は大好きな音楽を一緒に演奏する仲間との人間関係ってすごく大切に思えてならないですね。
ま、「飲み会」ばかりで肝心のライブで演奏の音がまとまらないっていうのは例外として(笑)。
さて、それじゃあ「楽しいライブ3原則」の2番目と3番目は何でしょうね?