コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

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最近よく聞いていた曲 15:12
 iPodには、聴いた曲の再生回数が記録される機能がある。この2か月ばかり、自分が聴いてきた曲のベスト10をあげてみたら、次のようになった。これで、自分の好みがよくわかる。

1 Hope   Lars Jansso Trio
2 ヴェラス    アン・サリー
3 Velas    John Harrison Torio
4 Le Fruit Defendu    Anders Persons Trio
5 Perdido    Red Garland Trio
6 I am That    Lars Jansso Trio
7 I’m Getting Sentimental Over You    Spike Robinson/Eddie Thompson Trio
8 All Of Me   Oscar Peterson Trio
9 You & the Night & the Music     Ron Carter
10 The Tree     Lars Jansso Trio

 このうち、1,4,6,10はピアニストasaさんが勧めてくれた北欧ジャズ。特にLars Jansso Trioのラーシュ・ダニエルソンというベーシストは、いま、僕が世界一好きなベーシストだ。

 2,3,5,7はライブ課題曲ということもあって、このところ聴く回数が集中的に増えた。All Of Meは、レイ・ブラウンのベースライン研究もあり、よく聴いた。 9は、トリオの課題曲だが、ロン・カーターのベースプレーがすごい。

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| 自分の好きな曲 | comments(2) | - | posted by jazzkoji
僕はとてもプロにはなれない・・・あたりまえだが 06:45
 ライブ後遺症は、翌日丸一日続いてしまった。

 あれだけ短時間の間にエネルギーが集中してしまうと、その反動か、翌日はいわゆるバーンアウト・シンドロームにわずらわされる。

 特に今回は、自分の職場の若手スタッフもライブを聴きに来ていたから、翌日は、仕事もがんばらざるを得なくなった。僕のライブを初めて聴いたShintaroが、わざわざライブ会場で、うちのスタッフのところに行き、「XXさん(僕のこと)、あんなにベース弾いてるけど、本当にふだんはちゃんと仕事やってるの?」と聞いたりしてたからだ。(部下としては、そう聞かれても、もちろん「はい」と言わざるを得ないが・・・)

 それもあって、翌日は、まるで前夜に何事もなかったかのように、平然と仕事にがんばろうとした。でも、頭に中には“IF I SHOULD LOSE YOU”のテーマが何回も流れてきたりして、いつもに比べて脳の半分を使ってしか仕事ができなかった。

 帰宅したあとも、まったく音を聞きたくなく、ただただ静けさの中でひとりもの想いにふけってしまった。音のない生活が心地いいというそういう感じ。ただただ、ぼう然として何も手がつかない。

 もしこんなことが日常的に続いたらとても体が持たない。「僕はプロにはなれないな」と、心から思った。もちろん、音楽性や能力や才能や経験からも、プロになれないのは当然なのだが、逆にいえば、毎日のようにライブをやるプロミュージシャンはどうやって、メンタルおよび健康管理をするのだろうと、考えた。

 聴きに来るお客さんは毎日違う。その違うお客さんの前で全身全霊の演奏をする・・・でも、回復するには時間がかかる。これは、本当に大変なことなんだと、改めて痛感させられた。人前で、音楽を演奏するとは、とても大変なことなんだと。

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| ジャズ・ノート | comments(2) | - | posted by jazzkoji
はじけるライブ 12:21
 昨日の用賀「キンのツボ」ライブには35名のお客さんが集まり、とても楽しいひと時を過ごすことができました。

 今回あまりライブ告知をブログでやらなかった本当の理由は、前日までですでに予約が24名も入っていて、当日来ても席がないと申し訳ないという状況だったからなんです。

 昨日のお客さんは特に、南アフリカ、アイルランド、イングランド、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ人やらで、これまでで“最多国籍”のライブとなりました。

 それにしても、きのうのライブが今までと一番違ったのは、第1⇒第2⇒第3ステージ・・・とだんだん盛り上がっていって、最後は、とうとう、はじけるライブになったこと。

 ジャズ好きの友人・鉄朗から、第1ステージ終わった後に、「このメンバーは初めての顔合わせなの?なんかお互い遠慮してる感じでもの足りないけど」という指摘あり。それで、第2ステージのはるなヴォーカルステージあたりから、少しずつ火がつき始めてきて、やっとライブ気分に。

 そして、迎えた第3ステージ。ほとんど知らない曲ばかりで一番不安なステージだったけど、アルトサックスsayoriが1曲目からぐんぐんひっぱって、一気に熱いステージとなり、「伝えるもの」があるライブになりました。

 終わった後には、鉄朗が「やっぱりジャズはああじゃなきゃ」。

 そのあとは、お客さんが余韻に浸って12時過ぎまで飲み続けてまったく帰らず、最後までお付き合いした私も睡眠不足で、今日の仕事はきついです・・・とりあえず昼休みにレポートまで。写真は、またアップしますね。平日の夜にご来場くださりましたみなさま、まことにありがとうございました。

 (追伸)ギタリストたかひろがイメージチェンジをして、「カッコいい!」と好評でした。記録上、書き記しておきます。

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| ジャズ・ノート | comments(3) | - | posted by jazzkoji
アマチュア・プレーヤーの「約束」 06:54
 その「約束」は、ライブ参加を決めたその日から始まる。バンドメンバーとの見えない約束。

 その「約束」を守るためには、ある時には睡眠時間を削り、ある時には友人との約束を反故にし、またある時には、満員電車の中でiPodを聞きながらの出勤とになる。

 ライブが近づいてくると、時々、「この日程には、やっぱり無理があったんじゃないか」とか、「何でこんな日に決めちゃったんだろう」とか、「一体自分は今何をやっているんだろう?」とか「ほかにもっと大切なことがあるのでは?」と、自問自答したくなるときがある。現実から逃げ出したくなるときがある。

 しかも、その「約束」を守らなかったからといって、翌日から仕事がクビになるわけでもなく、生活に困るわけでもない。なにか大きな変化が起きるわけではない。しょせん、僕たちはアマチュア・プレーヤー。でも、だからこそ、僕たちの間には、言葉にはできない約束がある。

 その「約束」が守られてきたかどうかは、ライブの当日、いや、ライブが終わるまでわからない。わずか数10分の1回きりのステージ・・・自分の「約束」が守られてきたのかは、自分にも当日までわからない。

 でも、ライブが終わった夜、僕はマイバンドのメンバーたちが、決まって前よりも大好きになってしまうんだ。

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| ジャズ・ノート | comments(0) | - | posted by jazzkoji
Kyoko Satoh “ZERO” リリース 22:42
 今日はうれしいことがふたつあった。ひとつは、アルサックス奏者・佐藤恭子さんの初CD“ZERO”がリリースされたこと。彼女の2003年、2005年(ニューヨーク)と、2007年(東京)での演奏が納められたミニ・ヒストリー・アルバム。

 これまでのジャズとはひと味違う、カラフルな色彩感あふれる音楽世界が楽しめます。僕は特に“Sweet, Sweet Baby”という曲が好きです。詳しくは、彼女のオフィシャル・ウェッブサイトをご覧ください。定価2,000円です。

 もうひとつは、今日は3月25日の用賀ライブの最終リハーサル。仕事がなかなか終わらず、遅刻してしまってみんなには迷惑をかけてしまったけど、“場の雰囲気”みたいなものがすごく好きだった。遅れて「キンのツボ」の階段を降りていくと、中からみんなの演奏が聞こえてきた。あんまりにも楽しそうな演奏で、「ああ、今日は練習しないで、このままこれ聞きながら一杯飲みたいな」という気分になってしまった。


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異次元に連れてってくれる人たち 08:39
 ベーシストのモリさんから以前いただいたコメントの中に、次のようなものがあり、とっても気になってます。

 「出来る丈自分依りも上位の上手い方達と演奏する事。もし一度でも機会があれば神様クラスのジャズジャイアンツ様と共演して下さい。異次元に連れてってくれます。フライミートゥーザアナザーワールド?」。

 異次元空間(アナザーワールド)への飛翔・・・いや、本当にそう経験ができればしてみたいものだ。たまに、ジャムセッションなどで飛び切り上手な人と演奏したときなんかに、自分まで急にうまくなったような気がするという、そんな感覚のスペシャル上級編なんだろうか。一種のトリップ現象?

 ところで先日、自分が「マイ・ベース症候群」にかかっていることを告白したが、もうひとつ最近の自分は「マイ・メンバー症候群」にもかかってようだ。

 以前ならジャムセッションもそれなりに楽しかったんだが、最近は、いつもの顔なじみのメンバーでまったり演奏するのどかな雰囲気が好きになってしまった。気ごころが知れている仲間がいいというか、気楽というか。僕は数人のレギュラーな演奏仲間たちとの演奏が好きだ。

 以前ジャムセッションがそれなりに楽しめたのは、きっと周囲の音がまったく聞こえていない“怖いもの知らず”だったからなんだろう。しかし、周囲の音が少しずつ聞こえてくるようになると、ジャムセッションでまったく初めての相手だと、その演奏スタイルにとっさに対応できない自分の演奏にフラストレーションが発生してしまうようだ。つまりは、臨機応変がきかない、まだまだジャズミュージシャンの入り口にも立ってないわけだ。

 しかし、何事も成長の一過程と割り切ろう。そして、いつの日にか、異次元ワールドの旅に出る機会があれば、その時こそ、思い切りその宇宙船に乗ってみよう。
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| ジャズ・ノート | comments(8) | - | posted by jazzkoji
バンドの成功は、ベースに始まりベースに終わる? 12:20
 ロンドンで1泊した時に、レスタースクウェアーの音楽店を訪れて、ジャズベースの教則本DVDを3本まとめ買いしました。

 お店にいたのはわずか10分くらいだったけど、なにしろ時間がない。1本22ポンド(約4800円)もしたけど、今度来るのはいつになるのかわからなかったので、3本まとめて、一種の衝動買い。

 そのうちのひとつ『The Evolving Bassist』(進化するベーシスト)というDVDを帰りのフライトで30分ほど見た。(30分後には眠りについてしまったため)

 講師はRufus Reidというベーシストだが、最初の30分だけでも今まであまり聞いたことのない話が多く、新鮮だった。

たとえば、

1 ピアノトリオを基本として考えた場合、ベーシストたるもの、たとえピアノがいなくてもドラムがいなくてもバンドが成立する存在でなければならない。なぜなら、ベースはピアノの代理として常にハーモニーを弾き、ドラムの代理としてリズムを刻むからだ。だから、ベーシストは、いつでもピアノとドラムの代理ができるというつもりで演奏すること。

2 ベーシストは、演奏中、自分の演奏に払う注意は25%程度にとどめておき、あとの75%は自分の周囲の音に注意を払うこと。ベーシストの最初の仕事は周囲の音を聞けるということだ。

3 ベーシストが最初に呼吸を合わせるのは、ドラマー。ベーシストとドラマーが常に同じ呼吸をしていること。

4 ベーシストは常にピアニストとドラマーと「アイコンタクト」が取れる位置に立つこと。要するにベーシストはバンドの中心であり、バンドの成功は、ベースに始まりベースに終わる。

・・・とまだまだ話は続くが、僕はこのあたりで、機内食のワインが回ってきて深い眠りに落ちてしまった。ベーシストが、バンドの中でこれほど重要とは・・・改めて、ことの重大さに驚いてしまった。このDVDの先を見るのが怖いくらい。

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| ジャズ・ノート | comments(2) | - | posted by jazzkoji
音楽家はなぜ長生きなのか? 17:50
 パリ3泊を経て、昨日はロンドンへ。それで今日の夕方、ヒースロー空港から成田へ向かいます。

 さて最近の自分は毎日が「発見」の連続。書きたいネタが多すぎて困るが、書く時間がない。

 パリ、ロンドンでの活動報告はまた後日にして、出発前に、成田空港で“フライト中で退屈しないために”買った本が『病気にならない生き方』(新谷弘実著)。出張中に体のケアをすることも、この本を買った理由のひとつだが、時間がなかったので、表紙だけ見ての衝動買い。

 本編はシリーズ3段目の「若返り編」でそうだが、その中で、「音楽家はなぜ長生きなのか?」という記述が出てくる。

 著者によると、音楽の演奏は「指先を使う」ということに併せて、音楽を演奏するときの心からの「幸福感」が脳内エンザイムを活性化させて、若々しさをいつまでも保たせることができるそうだ。

 そういえば、ミュージシャンは一般的に年齢より若く見える人が多い。やっと謎が解けたぞ。みんな、幸せな気持ちで音楽を演奏するから若いんだ。今日の発見。
| ジャズ・ノート | comments(3) | - | posted by jazzkoji
「恋空」「三丁目の夕陽」&「スウェーデン・ピアノ特集」 15:22
 土曜からパリに出張中です。パリ3泊、ロンドン1泊の短期出張。

 さて、最近のマイ・モットーは、「今その場でしかやれないことを優先してやろう!」というもの。成田⇒パリの13時間を越える飛行時間の中で、「その場でしかやれないこと」となると・・・そうだ、インフライト・ムービーを見てしまおうという結論になった。

 不思議なものだが、僕は日本の映画が好きだ。そこで、邦画を片っ端から見ることにした。

 最初に見たのは、ケータイ小説を映画化して話題になった「恋空」という作品。通常なら決して見ることのない映画だが、“なぜそんなにヒットしたんだろう?”という好奇心もあって見てしまった。

 結果は、単純にストーリーにはまって涙した。そもそも映画とは、暗闇の中で、周囲をシャットアウトして楽しむものなんだろう。これをリビングでビデオで見ていたら途中でやめていた可能性が高い。ほかにやることのない究極な状態での高い感情移入。ストーリーの重要な小道具として効果的に使われている携帯メールと写メにあらためて「現代」を感じた。

 次に見たのが、ALWAYS「続・三丁目の夕陽」。舞台が一変して、昭和34年の東京へタイムスリップする。

 最初の場面から度肝を抜かれた。巧みな時代考証による昭和の東京。そして、これは僕の小学生時代の原体験ともオーバーラップして、見ているうちにストーリー半分、背景の観察に半分・・・とすごく忙しい“映画鑑賞”になってしまった。出てくる二人の男の子の元気のいいこと。そう、あの頃はみんなあんな感じだったよ!と、これはこれで、どんどんストーリーにはまっていく。

 さて、邦画を2つ続けて見て、3本目に行こうとしたところで、インフライト音楽番組のJazzがなんと「スウェーデン・ピアニスト」特集であることに気がついた。大好きな北欧ジャズ。それで、途中からリスニングに切り替えてしまった。帰りのフライトでは、果たしてどんな映画に巡り合う事か。「三丁目の夕陽」はぜひ、初回を見てみたいと思った。

(「今その場でしかやれないことを優先してやろう!」といいながらも、パリのホテルでこのブログを書いてしまっている理由は、時差ぼけで早く目が覚めてしまったからなんで、朝が来たらすぐ行動開始します〜)いまパリ朝6時なり。
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マイベース症候群? 12:15
 先日、久しぶりにジャムセッションに参加したが、見事に沈没してしまった。

 一番、ネックになったのは、置きベース。いつの間にか、「マイベース」に魂が乗り移ってしまったのか、最近は、マイベースでないと表現できない部分が出てきてしまった。

 最近の僕はマイベースをこよなく愛してしまっている。ウッドベースは調度品としても優れているとよくいわれているが、実際、自宅のリビングに置かれたマイベースを眺めていると、それだけでうれしい気分になる。木目の優雅なふくよかさ、丁寧に塗られたニスの輝き、ぴんと張られたいぶし銀のストリング・・・う〜これこそJazz楽器だ、とつい見とれてしまう。
 
 見た目ばかりでない。マイベースを弾くと、なぜか心がすとんと落ち着く。一種の安心感なのか。楽器に対する信頼感なのか。弾けば弾くほど鳴ってくれる大切な存在。

 特にハイポジションがそうだ。マイベースと置きベースでは微妙に違い、これがジャムセッションだと、1曲目が終わるあたりにやっと落ち着くという感じ。なにしろ、置きベースがなかなか体になじまないのだ。

 これは、自分がまだ駆け出しベーシストだからなんだろう。できることなら、どこに行っても、そこのベースをひょいと取り上げて、すいすい弾けるようになりたいが、マイベースに対する愛着は日ごとにつのるばかりだ。
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