コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
レイ・ブラウンをDVDで見る 14:07
 おひさしぶりです!先週からの韓国出張に続き、きのうからは福岡へ・・・とこのところ仕事で毎日走っていて、ブログ更新もままならず。

 ソウルへ行く飛行機の中で、レイ・ブラウンの演奏が収録されているDVDを見ました(写真)。僕がレイを研究していることを知って、ジャズ仲間のドラムさんが譲ってくれたんです。

 そこには、若い若いレイ・ブラウンの姿が・・・。ベース本体を左右にゆすりながら演奏している姿にまずびっくり。最近、イタリア式奏法を覚えたからなのか、彼の動きはずいぶんムダが多いのではないか、と思ったほど。でも、体がでかいから大丈夫なのかな。

 それにしても左手のポジションの正確なこと。当たり前ですが、彼はスキルありますねえ。右手・・・はい、伝説の人差し指一本奏法をやっとこの目で見ることができましたよ。

 あ、一番大切なことを!レイ・ブラウンって、本当に楽しそうに演奏しますね。時々ドラムと笑いあったり、あれほど演奏中に笑顔の多いベーシストも珍しいのでは。これは、見習いたいです。僕も出張から帰ったら、さっそく笑いながら練習しよかな。

| - | comments(0) | - | posted by jazzkoji
レイ・ブラウンのベースライン研究(5) 23:35
 しばらく、「研究」を怠っていましたが、また復活します。題材は、今回も、オスカーピーターソン・トリオのAll Of Meです。

 今日のテーマは、レイ・ブラウン氏が多用している5th♭です。

 この例では、Cmの部分でいきなり5th♭にあたるG♭を使っています。今の自分には、Cmを見ても、とっさに1拍目にG♭を持っていく発想はありませんが、今度からレイ・ブラウンを見習って、もっと積極的にラインの中で、5th♭を使ってみようと思いました。


JUGEMテーマ:音楽
| ベースライン研究 | comments(6) | - | posted by jazzkoji
マイ演奏曲の「傾向と対策」 21:43
 「枯葉」の通算100回演奏記念をきっかけに、『ジャズ日誌』をひっくり返して、2008年4月18日現在の、自分のこれまでの演奏回数ベスト40を書き出してみた。

 結果は次のとおり。いつもあまり変わりばえしないが、やはり通算50回を超える曲は、いつも弾いているという感じがする。この40曲のリストを見てうかがえる、自分の演奏曲の傾向と対策とは?

 それにしても、「荒城の月」がベスト33位に入っているのはユニークかもしれない。
(曲名の次の数字は、通算演奏回数)

☆記事をアップしたあとで、間違いに気がつきました。
My One and Only Love と Bye Bye Blackbird が抜けていて、それぞれ42回でした。でも今から書き直すのが大変なので、今回はここまで!


1  枯葉 100
2  酒とバラの日々 80
3  いつか王子様が 67
4  You’d Be So Nice to Come Home to  62
4  All Of Me   62
6   Fly Me to the Moon   54
7   Another You   52
8  Girl From Ipanema  51
9  Softly  49
9   Green Dolphin 49

11  Satin Doll 41
12  All the things 40
13  Alone Together 33
14  Blue Bossa 32
14  Billie’s Bounce 32
16  Stella 24
17  I’ll Close My Eyes 23
18  Danny Boy 22
19   Now The Time 20
20   Just Friends 19

21   Stars Fell on Alabama 18
22  Everything Happens to me 17
22  Wave 17
23  Our Love is Here to Stay 16
23  My Foolish Heart 16
23  Summertime 16
23  Bag’s Groove 16
23  Confirmation 16
28  My Favorite Things 15
29  Georgia on My Mind 14
29  It Could Happen To You 14

31  Night and Day 13
31  Lullaby of Birdland 13
33  Kojo No Tsuki (荒城の月) 12
33  Speak Low 12
33  Candy 12
33  If I Were a Bell 12
33  Four 12
33  But Not For Me 12
39  Waltz for Debbie 11
39  Moon River 11
39  Nearness of You 11
39  Oleo 11

JUGEMテーマ:音楽
| 自分の好きな曲 | comments(2) | - | posted by jazzkoji
100回目の「枯葉」は、ちょっとほろ苦い味がした 21:56
 4月15日、僕は、渋谷のサイトウスタジオで通算100回目の「枯葉」を弾いた。

 はじめてセッションでこの曲を弾いたのが、2006年1月25日、場所も同じサイトウスタジオ。2年と3か月足らずで達成したことになる。

 今回集まったのは、なつかしのメンバー。

 ちょうと2年前、ドラマーのコジローと一緒に渋谷のスタジオで定期セッションを始めたことは前にもお話ししたとおり。今回は、そのときのメンバーが「久しぶりに集まろう」ということで実現したセッションだった。

 ドラマーのコジローをはじめ、サックスのsayoriさん、ギターのたかひろ君。現在は、それぞれ別な舞台で活動をしているので、4人で一緒に音を出したのは、2006年10月のライブ以来、実に1年半ぶりだった。ピアノには、asaさんに特別参加してもらいました。(asaさん、日曜の弾き語りライブすごかったです。こんな方と今まで一緒に演奏できてたなんて、感激です!)

 で、「100回目の枯葉のお味は?」・・・う〜ん、ちょっとほろ苦いものだったな。やっぱり、音楽って回数やればいいものでもなく、そのときのコンディションとかいろいろあるし。きのうは“100回”を意識しすぎて、力が入りすぎたみたいで、会心の演奏ではなかったな。まあ、人生そんなもの。

 ちなみに、僕の「第1回目の枯葉」の時にも一緒に演奏していたのが、サックスのsayoriさん。1回目と100回目という歴史的な瞬間にいあわせていただき、ありがとうございました。

 さて、今日の写真は、いまお気に入りのラーシュ・ヤンセン・トリオのHopeというアルバムのジャケット。

| ジャズ・ノート | comments(0) | - | posted by jazzkoji
ベーシストとドラマーの関係 10:58
 前回の記事にもあるとおり、ベーシストとドラマーの関係が、グルーブ感の創出の鍵を握ることはわかるが、実際にセッションなどでいろいろなドラマーと演奏すると、かなりタイプが違うので驚くことがある。

 大きく分けると、
 1)かなりハイになり、すぐ熱くなるタイプ(が・・・時にはうるさい)(笑)
 2)変化のある楽しいドラムで、周囲を盛り上げるタイプ
 3)ドラムにこだわりがあり、独特のスタイルを求めるタイプ

 僕は実はあまりうるさいタイプのドラムは苦手だ。自分の音が聞こえなくなってしまう。

 ベーシストの場合は、ビートがいい悪い、ピッチがいい悪いなどの違いはあっても、どちらかというと個性的なベーシストにお目にかかることは少ないが、ドラマーは10人いたら10人違う感じがする。

 ドラマーとの相性・・・う〜ん、これはどう考えていけばいいんだろうか。中には、「相性の合うドラムの人が見つからないときにはドラムレスの方がいい」というベーシストもいたが。

JUGEMテーマ:音楽
| ジャズ・ノート | comments(6) | - | posted by jazzkoji
ジャズ語録(13)エド・フライドランド(ベーシスト) 19:43
 久しぶりのジャズ語録です。

 グルーヴは、ベーシストとドラマーがしっかりとかみ合った強固なリズムセクションを形成することのみによって実現します。タイム・キープは、ベースとドラムに分担された役割であり、それには個々の能力とお互いの協力を必要とします。

 ベーシストとドラマーが一体となったとき、まるで2人が同時に呼吸しているような感じがするはずです。


 出典は、『ビルディング ウォーキング・ベースラインズ』(ATN)。2年ほど前に買った教則本だけど、最近、「原点に返ろう!」と、もう一度最初からしっかり読み直してます、ハイ。

JUGEMテーマ:音楽
| ジャズ語録 | comments(2) | - | posted by jazzkoji
めざすは納豆ご飯なり 23:45
 『ジャズ日誌』によると、セッションを始めてこの2年3か月で演奏したことのある曲を全部合わせると、とうとう180曲くらいになってしまった。(もちろん、1回きりしか演奏しなかった曲が大半だったが・・・)

 なぜこれが可能だったかというと、僕の場合は、以前ギターをやっていたこともあり、コードがだいたい頭に入っているので、知らない曲でもその場でなんとかしのげたし、ただ弾く分にはそれほど困らなかった。もちろん、演奏レベルは別にしての話。

 それもあって、初心者なのに、次から次へとセッションで曲を弾いてきてしまった。これが、いわゆる”器用貧乏“のはじまりだった。

 しかし、このところ、急に、原点に戻って、またゼロから練習したくなってきた。

 そのきっかけは、先日、譜面のようなリズム練習をしていて、自分の音に愕然としたからだ。開放弦でのリズム練習。しかし、人差し指と中指との交互による(いわゆるオータナティブ・フィンガーの)演奏では、あまりにも音が不ぞろいだ。音の粒が揃わない。

 今までスケールなど普通に弾いていた時には気がつかなかったのだが、こうやって、開放弦にしてみて、すべての要素をそぎ落とし、1音1音だけの音の発声に耳を傾けると、これは、全然ダメだ。そもそも右指で弦をはじく行為そのものに大きな問題があったことが、明らかになってくる。

 問題のありかの追及。たとえとしていいのかどうかは、わからないが、どんな手のこんだ高級なフランス料理よりも、シンプルに朝の炊き立てのコシヒカリに納豆をのっけて食べた方がおいしかったりする、あの感覚だ。

 「持てる時間−練習時間=ベースを弾いていない時の自分」という有限の時間の中で何をねらうか。果たして、自ら理想とするベーシストになるために、あと何年かかるのか。

 そう考えた自分が、2年3か月のセッション生活にして辿りついた結果が、「原点への回帰」なり。

 さあ、明日から、めざすは納豆ご飯なり。


JUGEMテーマ:音楽
| ジャズ・ノート | comments(0) | trackbacks(0) | posted by jazzkoji
日本のサムポジジョン人口はいかほどに 19:53
 ベースをハイポジションで演奏するために欠かせない「サムポジション」について、少し詳しく知ろうと思って、Yahooで「サムポジション」を入力して検索したら、なんとなんと、トップに自分のブログが出てきてしまった。つまり、サムポジションについて、いま日本で一番読まれている記事ということになる。

 2007年6月30日の記事なのだが、確かにこの記事は役に立つ。僕の記事が役に立つのではなく、サムポジションについて、コメント欄に、モリさんとしげさんがとても丁寧に解説してくれているからだ。これは今読み返してもためになる。

 う〜む、なんだか、うれしいやらドキドキするやら。まあ、日本のサムポジション人口がどのくらいのものかはわかりませんがね。このブログが、他のベーシストの方に少しでもお役に立てればとてもうれしい。(モリさん、しげさん、いつもありがとうございます)

 2006年の6月から書き始めたこのブログも、いつのまにか日本のウッドベース界で少しずつメジャー化してきたらしい。ということは、僕もベーシストとして、もしかしたら着実にメジャー化しているのか・・・まあ、そんなことはないか。

 今日のところは、「継続は力なり」、としときましょう。
| ジャズ・ノート | comments(5) | - | posted by jazzkoji
同じアホォなら踊らな損 12:15
・・というわけで、モリさんの4ヴァースを受けて、昨夜の続きを。

 やはり4月1日になると年が明けたような感覚がありますね。でも、今日火曜は定休日なので、ちょっとゆっくりしています。(まあ、午後からは出勤ですがね)

 で、新しい年度の変わり目に今年の演奏活動を予測しよう。

 今は主に3つの活動を同時並行している。

 ひとつめは、2〜3ヶ月に1回のライブ活動(通称Koji’s Band)。早く固定バンドにしたいけど、いろいろな事情もあって、毎回微妙にメンバーが変化してます。去年の夏から活動開始。今のところは試行錯誤で、お客さんを飽きさせないように毎ステージにゲストを迎えて、変化をつけていますが、これが意外にも好評。このバンドも9月くらいからは、固定メンバーで演奏したいなと思ってます。まあ、コンセプトはお客さんとパーティーを楽しむ肩のこらないバンドですね。

 もうひとつは、今年から始めたピアノ・トリオ。北欧ジャズをめざしているだけにこっちは渋い!しかし、それだけにライブへの道のりはまだまだ遠い。最低でもあと1年はかかるだろう。このトリオがライブやるときには、自分にとってもメジャーデビューだ。やっぱり、あと3年、いや5年かかるかな。

 あとひとつは、ピアニストみゆきんの渡米で一時活動休止中の「カフェ・コンレチェ」。去年の7月にライブをやったままで再開できていない。が、これも彼女の帰国を待って、7月か8月に1年ぶりのライブ計画が・・・。こちらは、うまく演奏が決まれば人気の出るユニットになるかも。

 もうひとつ、臨時ニュースが。ピアニストのアイザックが今年中に帰国する予定。となると、「帰国記念ライブ」になるが、誰と共演するか・・と期待もはずむ。

 おっと忘れてはいけないのが、つくば神谷森ログハウスでのRyongさんたちとの合同ライブ。そろそろ日程を決めなければ。これも1年に1回は実現したい。とにかく、あのログハウスは空気がおいしい!音も美しく響く。Ryongファミリーはあたたかい・・・つくばに行きたい人は今からお申し込みを。

 つけたしだが、僕はライブメンバーのひとりと、昨秋から密かに将来「横浜ジャズフェスティバル」出演を狙っている。目標は、来年2009年だが、さてどうなるか。

 まるで、元旦に初夢を見るような気分でつらつらと書いてしまいました。

 今日は4月1日。またまた、新しい気持ちで毎日を過ごしたいものです。じゃあ、仕事にでかけてきます。風が強くて桜が散ってしまいそう。

JUGEMテーマ:音楽


| ジャズ・ノート | comments(14) | - | posted by jazzkoji
うらやましいよ! 00:12
「1回のライブは100回の練習にまさる」とは、ベーシスト・モリさんの名言だが、本当にそう思う。

一度ライブをやると、そこから学ぶことがあまりにも多すぎて、それを消化するのに、たいていは、1週間以上もかかってしまう。ライブから数日経った今日もまだ、先週のライブのことを考えたりしている。

 今回のライブで特に印象に残ったのは、僕の演奏を初めて聴いたジャズ好きの友人・鉄朗が言った「うらやましいよ!」という一言。

 父親がジャズ好きで、自宅でいつもジャズが流れていて、自然にジャズ好きになったという鉄朗の「ジャズ好き歴」は、僕よりずっと長い。その鉄朗が、ベースを演奏する僕の姿を見て、「本当にうらやましいよ・・・」と、心をこめて言ったのだ。

 確かにそうなんだ。道のりはどんなに大変でも、人前でジャズが演奏できるなんて、音楽が好きな人にとって、それほどうらやましいことはない。これは、普通にはなかなかできないことなんだよ、と思った。

 帰り際に「次のライブはいつですか?」と何人からか、聞かれた。本当にありがたいお言葉ですね。はい、じゃあお答えします。次回は5月25日(日)でごわす。会場はまたも用賀「キンのツボ」。今度は、ちょっと趣向を変えて、のっち(野沢一樹)のピアノ+KOHのギターがメインという初顔合わせ。またも、こりることなく、新しいサウンドにチャンレンジつもり。終わったライブの余韻にいつまでも浸ってたらダメだね。さあさあ、練習開始!・・・あ、でも、もうそろそろ寝ないと。
JUGEMテーマ:音楽


| ジャズ・ノート | comments(2) | - | posted by jazzkoji
| 1/1 |