コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

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音楽は麻薬 22:54
 「音楽は麻薬的」と書いたら、モリさんが、「麻薬的じゃなくて、音楽は麻薬」と書いてきて、確かにそうなんだと思って納得した。

 さて、次回のライブは3か月後に、つくば市神谷の森ログハウスにて。僕が2年前に初ライブをやった時のメンバーで、2年ぶりの再結成ということになる。昨年に引き続き、水戸のRyongさん達との競演となる。斬新なサウンドをつくばで披露したいな。

 その前に、小さな小さなミニミニライブがある。9月7日@用賀。これは、自分の教師時代の教え子・ゆきちゃんが久しぶりに四国から上京するタイミングに合わせての緊急ライブ。お客さんは元教え子のふたりだけになりそう。

 そのミニミニライブは、中田高弘(gt)、コジロー(dr)を迎えてのギタートリオ。これも、なつかしのメンバー。せっかくグランドピアノがあるから、誰かにピアノを弾いてもらいたいんだが、知ってる限りのピアノさんに声をかけたが、なぜかことごとく断られた。「誰か9月7日にピアノ弾いてくれる人いませんか〜〜〜?」。

 ところで、ギタリストの中田高弘と僕のベースは、すごく波長が合っているんじゃないかと思い始めた。演奏中はそう思わないんだが、あとで録音を聴いてみるとなかなかなんだ。音色と雰囲気が合っているというか。先日、ライブをやったasaさんのピアノといい、僕はフィーリングの合う楽しいメンバーに恵まれていて、ラッキーだなと思う。

 きのうは久しぶりにアイザック(カナダ出身のピアニスト)とビールを飲んだ。今年もあと4か月。まだまだ早いが、今年も年末の"年忘れセッション“ではそういう仲間たちを一堂に集めて、またドンちゃん騒ぎをやりたいな。
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| ジャズ・ノート | comments(4) | - | posted by jazzkoji
まだまだ修行が足らぬ! 22:24
 8月24日の「サマータイム」ライブから4日経ったが、まだその“後遺症”から抜け出せない。つまりは、力を出し切ったあとの脱力感みたいなものか。ずっと、ライブ曲が、まだ聞こえている毎日。

 ところで、自分にはベーシストとしての自分と、そうじゃない自分(社会人としての)がいて、それがかなりの別人格になっているらしい。

 先日のライブでは、来場を予期してなかった職場のスタッフ(それもすぐ近くに机を並べていて、当日午前中まで一緒に仕事をしていたスタッフ)が、突然来てくれたはいいが、そのとたん、自分がどっちの自分かわからなくなり、アイデンティティーを失ってしまった。それで、彼らが到着したあとの第2ステージの最初の方は、ちょっとバランスを欠いてしまったようだ。

 僕は職場では、なかなり厳格な仕事人なのだろう。ふだん、そういう表情しか見せない自分が、ライブでベースに向かっている・・・そのカルチャーの差は、大きい。

 いや、それもこれも、すべては言い訳にすぎない。そんなことより、僕にはあふれんばかりの音楽性がほしい。そうすれば、それがリハーサルであろうが、ライブ本番であろうが、誰が来てようが、そういうものをすべて超越したところに自分の音楽を持ってこれるはずだ。体全体が歌いだすような音楽性が。

 ライブはまるで麻薬的。今回、出し切れなかったものを次回こそは出したい・・・そう思いながら、これからもライブは続くのだろう。「線路は続くよ〜どこまでも〜♪」と、ちょっと懐かしい歌が聞こえてきてしまった。
| ジャズ・ノート | comments(2) | - | posted by jazzkoji
祭りの後の静けさよ 12:30

 2月24日の「サマータイムライブ」。北京オリンピックの閉会式の日、そして季節はずれの雨、はじめてのトリオライブ、はじめてのボサノバ特集・・・・と、自分にとって思い出の残るイベントだった。

 雨の中を、仲間たちが少しずつ足を運んでくれた。まずは、ブログ友達でもある高尾さんが、区会議員の楽しいお友達あかねさんと、あかねさんのかわいい6歳のお嬢さんを連れて一番乗り(お嬢さんには、「ポロニョを弾いて〜」とリクエストされてちょっと困ったけど)。ギタリストたかひろ君とそのお友達。ボーカリストHarunaさん。ドラムのゆきちゃん。僕の職場からも二人の応援隊。そして、asaさんのおなじみのお仲間たち。みなさま、ご来場、まことにありがとうございました。

 今回のライブは、ピアニスト&ボーカリストのasaさんの音楽性あふれる構成とプロデュースが、すごく勉強になった。ひとつのライブに5回もリハをやることも最近では珍しかったが、それだけ、得るものが大きかった。「もうラテンはまかせろ!」みたいな感じかな。Uraさんも、難題のパーカッションにフルートと大活躍でしたね。お見事!

 大変だったのは、往復の移動。僕はウッドベースとギターと、デイバッグを抱えて、小田急線⇒南武線⇒田園都市線と、乗り換えながら帰宅した。雨の日曜日の夜の11時すぎ、ウッドベースを左肩にかつぎ、右手にギターを持って駅の構内をフラフラしている、もう若くもない、不審な人物を目撃した人もいることだろう。

<追記>
 「サマータイム」のカオリさん、そして気さくなスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。終始、フレンドリーな雰囲気で、とっても演奏しやすかったです。またの機会、お願いします。

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| ジャズ・ノート | comments(3) | - | posted by jazzkoji
途中で車内の電気が消える路線 06:42
 昨日の続き。「旅の手帖」の別なページを読んでいたら、「車内の電気が消える路線が日本にいくつかある」という記事があり、忘れていたある記憶がよみがえってきた。

 1990年代の初頭(ちょっと表現がオーバーだけど)、僕は、護国寺にある出版社に編集者として勤務していた。しかし、当時、自宅はまだ常磐線の荒川沖という駅。ここから、片道1時間45分という驚異的な通勤時間を耐えていた時だ。

 今でも思い出すのは、帰宅の情景。池袋から山手線で日暮里に回り、常磐線に乗り換える。そこからさらに1時間ばかりの旅。満員電車だから、若干の覚悟がいる。

 時には、その単調さに耐えるため、僕は駅で缶ビールを買い込み、するめをつまみに、(立ったまま)ほろ酔い加減になって単調さから逃れたものだ。その頃だったろうか、ビル・エバンスのワルツ・フォー・デビのCDに出会ったのは。

 当時はCDウォークマンの全盛期。日暮里駅から、ヘッドフォーンをかぶり、ビル・エバンスの世界に浸ろうと努力する。しかし、1枚のCDが演奏を終わったとき、必ずや列車はある駅に着き、アナウンスがぶっきらぼうに駅名を告げる・・・「さぬき(佐貫)〜、さぬき〜」。そのアナウンスの声を聞いたとたん、僕はビル・エバンスの耽美な世界から一気に現実に戻り、酔いからも覚めてしまう。

 そう、その常磐線が取手から藤代の駅にさしかかろうとする時、車内アナウンスがこう言うのだ。

 「ただいまから直流から交流に電源を切り替えるため、一時的に車内の電気が暗くなります・・・」。 そして、しばらくの間、車内が非常灯だけになる。僕たちは、あの頃、真っ暗な車内の中で一体何を考えていたのか、もう今では思い出せない。
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島の旅へのあこがれ 09:10

 今日は、ちょっといつもとは違う題目で。

 僕は、いつも「島への旅」に憧れている。これは、子ども時代に読んだ『宝島』とか『十五少年漂流記』の影響なのかもしれない。

 部屋を整理していたら、2005年6月号の『旅の手帖』という雑誌が出てきた。この号は、「島旅異文化体験」とある。とじ込み付録として「島旅BOOK」という別冊もついている。

 それによると、瀬戸内海の日生(ひなせ)諸島のことが詳しく書かれている。瀬戸内海に浮かぶ大小13の島を巡る旅。ああ、なんと旅愁をかき立てられるんだろう。

 しかし、これまで実際に自分が行ったことのある日本の島となると、寂しい経験しかない。竹芝桟橋から行った伊豆大島、「漢倭奴国王」の金印の出た福岡の志賀島、それに湘南の江ノ島(まあ、これは島じゃあないか)・・・。

 時間とヒマがあったら、僕は日本の島巡りの旅をしてみたいな。小さな船で島に着き、地酒を飲み、島の方言と香りの中で、島の海の幸を食する。島は日本の島に限る。

 と、ライブの前日に、心はブラジルの浜辺から、日本の島々へと転々とする。実は練習を集中してしすぎたのか、昨夜から左手の中指の関節が痛い。まさか、腱鞘炎では・・・。いよいよ明日だ。ゆったり楽しみたいな。

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ライブ@サマータイム(8月24日) 08:19
 
 8月24日(日)の玉川学園前「サマータイム」。ちょっと都心からは遠い場所になるけど、閑静な住宅街の一角にある”隠れ家的”ライブハウスで、とっても居心地のいい空間です。

 当日は、「サマータイム」を、ブラジルの浜辺に変えてみたいと思ってます。・・・そう、サンダル履きで、缶ビールを片手に持って、夕陽が沈もうとしている、そんな真夏の夕暮れ時のビーチに。

 <Summertimeへの行き方>
 玉川学園前駅は、小田急線で、新宿方面から町田のひとつ手前の駅です。進行方向の左側(南口)に出たら、線路沿いに、町田方向にひたすら5分歩いて下さい。住宅街の中に、突然、お店があります。道路の左側に半地下のような感じなので、ぼーっと歩いていると通り過ぎますよ。お着きになったあとは、お酒でもいただきながら、開演までの時間をゆっくりおくつろぎください。わからなくなったら、042-732-8359へお電話を!

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| ライブ告知 | comments(7) | - | posted by jazzkoji
またまた弦を変更! 21:38

 今度のライブではアルコ(弓)での演奏もあるわけだが、どうも、先日新しく張り替えたばかりのオーストリア製のSPIROCOREは、アルコをほとんど受け入れてくれない。元々、ピチカート用に開発されたそうだが、そうスタッフが教えてくれたのは、もう弦を張り替えた後のことだった。

 しかし、特に第2弦などは、まったく弓を受け入れてくれず、表面をスケートのように滑ってしまう。

 それで・・・先日、これだけ出費したというのに、意を決して、とうとう第1弦と第2弦だけ、別な弦にすることにした。たどりついたのは、Hericoreのハイブリッド。

 恐る恐る張り替えて、弓を滑らせてみたら・・・おお、美しい音が鳴る!サステインもなかなかだ。これなら、最初から全部Hericoreにすればよかった。でも、まあこうやってベーシストは、少しずつ自分と弦との相性を探っていくものなのか。

 今回、アルコで弾くシーンは1分あるいは数十秒だけ。そのためにわざわざ弦を2回も変えたことが与えるお客さんに対しての影響はほとんどないだろう。でも、要は自分に対しての満足感なのかな。自分でもまいった。おかげで、もう財布はすっからかんだ。
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| ジャズ・ノート | comments(4) | - | posted by jazzkoji
ああ、この華麗なる投資よ(2) 16:22

 音楽関係で、毎日使うものは何か?と考えてみる。

 “投資アイテム”の2回目は、ステレオコンポだ。2003年の5月に購入したから、ざっと5年前。ONKYOのミニコンポを秋葉原で119,000円で購入した。

 それ以来、出張中を除いて、このコンポのスイッチを入れない日はない。119,000円÷5年÷365日=で割り出される「日割り計算」によると、一日の使用料は、65円ぐらいか。たぶん、あと5年は使うだろうから、一日換算は、30円ちょっとくらいになる。

 ここから導き出される結論は?当時、もっとずっと音のいいコンポ(20万円台)にしようか迷ったあげくこの機種にしたが、やっぱり毎日使うものは安い。1日100円払ってもいいから、最高の音で聴きたいな。10年単位で考えれば、100円×365日×10年=365,000円の機種くらいがターゲットか。もっとも、先日、新宿のビックカメラの音響コーナーで、Waltz for Debbieを視聴した100万円以上もする欧州製のコンポは、自分を別世界に連れて行ってしまったが・・・。(あの音を聞いてしまうと、もう外出する気になれなくなりそう)

 なんでも上を見たらキリがないが、もう少し上位機種のコンポにしておけばよかったなと思うときもある。ただ、当時はこれがせいいっぱいだったから、まあ、こんなものか。

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ああ、この華麗なる投資活動よ 21:17
 国語辞典によると、「投資」とは、「その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと」らしい。

 2006年1月から始めたセッション活動も、今年で3年目の夏を迎えたが、その間の"投資活動“は、これまでの自分の人生には見られないほど大きなものだった。

 この3年間で、“投資”したものをアイテムごとに少しずつ振り返り、今後の活動の参考にしてみたい。

 まず第一は、なんといっても、エマニュエル・ウィルファーの購入が最大の投資だった。ユーロ高の影響があり、なんと時価1ミリオン円!去年の春、これを思い切って、3年ローンで購入した。

 実際のところ、数年前には、マイカーを維持できずに手放したばかりだというのに、よりによってこんな高い楽器を買ってしまうとは。3年ローンだと、月々の支払いは3万円程度となる。当然ながら、自分の財布を圧迫。月々に自分が使えるお金は激減した。お金がないから、早く帰宅する。するとそこにベースが待っている。よっしゃ、練習するか・・・と、悪く言えば「引きこもり現象」、よく言えば、「練習の虫」という好循環となる。

 ところで、月3万円を、さらに日割り計算すると、毎日の使用料金が約1000円ということになる。

 これは高い数字か否か?渋谷のサイトウスタジオでウッドベースをレンタルすると、2時間までで1,050円だ。とすると、最初の3年間、毎日、サイトウスタジオでベースをレンタルしたと想定すれば、その金額で、この高級ベースが最後には、自分のものになるという計算になる。

 あとは、長く使えるだけ使えばいい。使えば使うほど音がよくなってくるというのだから、これは、実に優良な”投資“だった、と今は考えたい。
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弦を変えてはみたものの・・・ 19:29

 去年の5月末に、エマニュエル・ウィルファーを購入してから、1年以上も弦を変えていなかったので、8月末ライブの前に、とうとう弦を変えることにした。

 どんな弦がいいのかよくわからないので、渋谷クロサワ楽器のスタッフに、「ジャズをやるのに適した弦」ということで、お勧めを受けたのが、オーストリア製のSPIROCOREのライトというタイプ(写真)。

 税込みで21,000円したが、まずは「一番定評がある」ということなので、安心して取り替えた。

 さて、実際に張り替えてびっくりした点は2つあった。まずは、サステインが信じられないくらい長いこと。4弦などは、ブィーンといつまでも鳴っている感じ。ただ、残念なのが、音質が金属音というか荒削りというか、今までの弦とはあまりにも違った。高級感がない。

 スタッフによると、当初の弦は、ドイツ製のPIRASTRO社のクラシック(アルコ)用の弦だったらしい。なるほど・・・こうやって両者を弾き比べてみると、いやいやかなり音質が違うものだ。

 僕の場合には、前者のクラシッック用の弦の音の方がぴったりしていた。やわらかいというか、チェロみたいというか、そういう高貴な(ハイソな)音がしたものだ。

 取り替えたばかりのSPIROCOREは、今度やるラテンライブには伸びがよくていいかもしれないが、通常のピアノトリオでは、違う感じもする。帰宅して、「ジャズライフ」で調べてみたら、SPIROCOREは、レイ・ブラウンらも愛用していたというが、4ビートにはいいらしい。

 ライブによって、毎回、弦を張り替えるわけにもいかず、はてさてどうしたものか。それにしても、自分の好きな弦にたどりつくためには、あと何回張り替えたらいいのだろうか。せめて第1弦だけでも、クラシック用に変えてみようか。でも、ベースの弦って高いですね。
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| ジャズ・ノート | comments(5) | - | posted by jazzkoji
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