コージコーナー 旅日記毎日の生活を「旅」にたとえて、旅日記のようなページにしてみたいです。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
無駄な抵抗のあきらめ&ちょっと新しいこと 11:11
 ウッドベースでジャズを始めてこの年末でとうとう3年を終える。で、最近はどうしているかというと、わずかな時間を見つけては、有名なベーシストのベースラインをひたすらマネしている。できれば、暗譜できるくらいまで、繰り返し、繰り返し、ゆっくり、ゆっくり・・・と。以前に比べて、暗く、地味な練習となっている。

 1年目と2年目には、それぞれ年間100回ずつくらいのセッションをやった。3年目の今年は現時点で65回くらいだから、これまで通算265回くらいのセッションをしてきたわけだが、そこから出てきた結論はあまりにもシンプルだった。いわく、「ただセッションだけしてても、やっぱり、あんまりうまくはならない」ということ。

 ああ、これまでのあの時間はなんだったんだろう?たとえば、「Just Friends」という曲がある。ただ、回数だけこなしても、ほとんど進歩がない。自分の中の“引き出し”がすごく限られているから、とっさに出てくるベースラインは、もう自分でも聞き飽きたものだ。ああ、またあれ?このフラストレーションからの脱出! となると、これはまあ、「うまい人のラインをマネするしかないかな」と、あまりにもあたりまえの結論。

 ただ、前とアプローチが違うところもある。それは、できる限り「暗譜」に務めることだ。ライブに行くと、まったく譜面も見ずに、楽しそうに笑いながら演奏している人たちを目にすることがある。僕はあれをやりたい。

 譜面台を置かないライブ・・・いっぺんに全曲は難しいが、とりあえずは、今の自分の目標かな。逆に言うと、まるまる暗譜できるくらい練習した曲をライブでやりたいな。

JUGEMテーマ:音楽
| ジャズ・ノート | comments(2) | - | posted by jazzkoji
六甲山のミネラルウォーター 20:58
 1泊2日の関西出張から、さっき帰ってきた。一夜明けたら、1ユーロが121円まで下がっていたので驚いた。

 僕が、ドイツ製ベースのエマニュエル君を渋谷のクロサワ楽器で買ったときには、1ユーロが175円くらいしてたから、それを思うとくやしい。しかし、この1年半あまり、エマニュエルとすごした熱き日々を思い返してみると、決してお金では買えなかった時間だったんだと納得した。

 去年、フランスに行った時はシャンゼリゼのカフェで飲んだカプチーノが一杯900円くらいもしてたが、今ではそれも600円くらいなのか(まあ、それでもかなり高いが場所代なんだろう)。

 きのうは仕事が終わってから7時すぎに東京発の「のぞみ」で新神戸に向かった。新幹線が京都を過ぎる頃、友人MASAから携帯電話に連絡があり、11月末に予定されていた恒例のつくばライブがやむなき事情で中止になるという内容で、関係各方面に連絡した。こういう連絡は、胸が痛むものだ。しかし、やむをえない。

 新神戸は雨だった。仕事ですごく疲れていて、新神戸からホテルまでワンメーターのタクシーに乗ってしまい、ひどく狭いビジネスホテルに着いた。部屋に入って水を飲もうと思ったら、「当ホテルの水道水は六甲山から湧き出たミネラルウオーターです。安心してお楽しみください」と書かれてあった。

 疲れていたので、とにかくまずは風呂に入ることにした。が、考えてみれば、「ミネラルウォーターのお風呂」だ。ちょっと躊躇する。その贅沢さと、ビジネスホテルの狭いバスユニットがなんだがミスマッチだった。せっかく東京から持ってきたので文庫本を読むことにした。(ふだん自宅の風呂で読む本は、決まって月刊「JAZZ LIFE」なんだが。それで僕の持っている「JAZZ LIFE」はどれもふにゃふにゃになっている)。村上龍はこの本の中でさかんに“人間の寂しさと自立”を論じているが、あまりに話が進まないので先に「あとがき」を読もうとしたら、ミネラルウオーターのお風呂で吸収が早いのか、すぐにのぼせてしまった。

 風呂から上がると少し元気になり、おなかが減ったので、外に出てみたら歩いて5分くらいのところに中華料理の「ばーみやん」があったので、ここで、生ビールを注文し、ラーメンを食べた。あまり神戸らしくない夜の過ごし方だった。ほかに行くところもなさそうなので、ホテルに戻って眠ることにした。

 でも、けさ、朝食のときに飲んだコーヒーは、やっぱり六甲山のミネラルウォーターでいれられたらしく、とってもとってもおいしかった。今度は、空のペットボトルでも持って神戸に行こうかな。(長い割には話がオチなかったな。疲れてるんだね・・・)
| TOPICS | comments(2) | - | posted by jazzkoji
あなたが最も印象を受けたベーシストは? 09:44
 そういえば、最近、あんまりライブに行ってないな。・・・というのは、誤った表現で、僕はそもそもライブになどほとんど行ったことなどない人間なんだ。

 3年前までは仕事で忙しすぎたし、その後、少し仕事に余裕ができてからは、「自分が演奏する」ことに夢中になってしまい、実際、自分が実際に足を運んだライブは数えるほどしかない。

 だから、自問自答だが、「あなたがライブで最も印象を受けたベーシストは?」と聞かれても、すぐには出てこない。

 といっても、わざわざブルーノート東京まで、ロン・カーターやマーク・ジョンソンのベースは聴きに行っている。しかし、もしかしたら、当時僕の耳がそこまで肥えてなかったせいか、期待したほどの演奏ではなかった記憶がある。(繰り返すが、今行ったら違う印象かもしれない)

 それで、もし今まで生で聴いたベースストで印象が残った3人をあげるとすると、

 上村信、鳥越啓介、永塚博之の3氏になると思う。

 上村信氏は、近藤和彦カルテットで、渋い演奏を聴いた。鳥越啓介氏は村上”ポン太“さんのライブで、楽しい演奏を聴いた。永塚博之氏は、とあるホテルのラウンジでピアノトリオで演奏していたのだが、「きれいな音づかいをするベースさんだなあ」と感心しているとちょうど、演奏の休憩時間に入り、急に目の前からいなくなってしまった。そこで楽譜の整理をしていたピアニストさんに、「今のベースの方はなんていう方ですか?」と聞いて名前を知った。

 トータルで聴いたライブが少ないからなんともいえないが、まあ、今のところはこんな感じ。

JUGEMテーマ:音楽
| ジャズ・ノート | comments(2) | - | posted by jazzkoji
ナチュラル・ライブ 08:39
 そういえば、最近、(というか今年は)あんまりライブをやっていないなと思う。

 忙しさもあるが、最近なぜか心の底から「ライブをやりたい!」という気持ちがわいてこない。
で、自分の内の声に耳を傾けてみると、こんなことがわかった。

1)自分の耳がだんだん肥えてきてしまった。
2)その結果、自分の演奏レベルがまだ納得のいくライブをできる状態ではないことが、わかってきた。
3)ライブに対する「考え方」が、最近少し変ってきた。

 まあ、1)と2)は、だんだん高級なワインに進むと後戻りできないのと同じ理由で、自分の音が自分で聞こえてくるようになると、ちょっと苦しくなる。(以前は、ただ無我夢中だった・・・)

 で、3)のライブに対する考え方だが、最近こんな風に思っている。

 これまで、ライブを計画したはいいが、ライブが近づくに連れて、「ああどうしよう・・・」という焦りを持つことも少なくなかった。時には、ひとつのライブに15曲くらいもエントリーしてしまい、それじゃあ、そうなるのもあたりまえ。自分の身のほど知らずだった。

 そこで考えたのが、「ナチュラル・ライブ」という考え。あくまで、無理をしないライブ計画を立てて、自分が演奏できる曲を、無理しない数だけ演奏する。つまりは、余裕を持ったライブを楽しみたいということだ。

 ライブである限り、演奏者に余裕がないと、聴いている方はつらい。最近、そういうアマチュアライブを目のあたりにする経験もあり、「ライブには余裕が必要」との結論に。(まあ、本番になると余裕がなくなるのは目に見えてるけど、せめて準備段階では、という思い)

 もうひとつライブについて考えてのは、「トータル・サウンド」ということ。そのバンドが最終的にかもし出すサウンドはどんなもので、自分のベースがそのうちのどの部分にどう参加しているかということをしっかり把握する。今までは、「自分のベースプレー」だけでせいいっぱいだった。が、最近は、自分のベースはさておき、バンド全体から出てくる音がすごく気になってきた。だから、当然、誰とバンドを組むかということも、今まで以上に慎重にならざるを得ない。

 とまあ、休日の朝に、カフェオレを飲みながら最近の自分の気持ちを綴ってみた。

JUGEMテーマ:音楽
| ジャズ・ノート | comments(0) | - | posted by jazzkoji
C Jam Bluesに乗って走る 19:39
 といっても、車でドライブするのではなく、ランニングマシンで走ってます。朝8時からの会議に缶詰になるとさすがにつらい。ディナーまでのわずかな間を見つけてホテルのジムに行きました。


 ランニングマシンは飽きる方なので、今日はiPodを持参。さっそくマシンに乗って、Songsをシャッフルにして曲をかけた。

 とりあえずジャズの曲が1000曲くらい入っているが、どうしても好みはミディアム系がバラード系が多い。

 最初にかかったのは、Bewitched (Brad Mehldau Trio)、ブラッド・メルローは好きだが、これでは走れない。次にかかったのが、If I Should Lose You (Keith Jarret)、う〜、ジャレットも走れない。(というか、思わず聴いてしまう)

 ・・・とどんどん飛ばして、「これだ!」と来たのがC Jam Blues(Oscar Peterson Trio)。うん、これならなんとか軽快に走れる。途中、いろんな曲を聴きながら、2ビートになったらウォーキング、4ビートになったらランニングとまじえながら、およそ20分ばかり走った。

 このところ香港は雨。ちょっとピンボケした感じがジャケット的?でもないか

JUGEMテーマ:音楽

| TOPICS | comments(12) | - | posted by jazzkoji
香港で入国をいったん拒否される?! 18:59
 きのうから香港に出張してますが、入国手続きをしようとしてパスポートを見せたら、担当官から「あなたのパスポートにはもう入国許可のスタンプを押すスペースがないじゃないか」と、いきなり不愉快な顔をされてびっくり。

 「でも、日本からはこのパスポートで出国できたので・・・」と説明すると、「日本は日本、香港は香港なんだ」とゴネられるしまつ。後ろにはだんだん長い列ができて、こちらも冷や汗もの。その後、いろいろと丁寧に説明をし、お詫びもし、やっとのことで入国許可になった。ふう〜。

 「海外出張が多くて、パスポートにスタンプを押すところがなくなる人がいる」、っていう話を聞くことがあったけど、まさか自分がそうなってしまうとは。これは簡単に紙を継ぎ足せばいいというものではなく、今回帰国したらっそく新しいパスポートを作り直すことにした。

 写真は町の様子を歩きながら携帯電話からさっと撮ったもの。今回もあわただしい出張になりそうで、ジャズライフとはほど遠いけど、この写真をメモがわりに載せたくて、ちょっと書きました。

| TOPICS | comments(0) | - | posted by jazzkoji
| 1/1 |