小鳥のさえずりも救急車のサイレンも「ドレミ」で聴こえる・・・ | 11:30 |
という書き出しだけど、自分がそうだというわけでなく、いま読んでる『絶対音感』(最相葉月著)という本の一部。
この本の中では、絶対音感を持った人々の記述が至る所にあらわれる。ジャズピアニストの大西順子にカフェでインタビューした部分は、
「・・・絶対音感があると、鳴っている音が全部わかります。たとえば、今この店に流れているBGMも全部わかります。楽譜にも書けます。でも何かをやりながら音楽を聴くことができないんですね。本を読みながらだとページが全然進みません・・・ハーモニーから、旋律、リズム、歌詞を一度に全部聴こうとしていますから、ほかのことができなくなるのです」。
バイオリニストの千住真理子は、
「無伴奏の曲を弾いているときは、照明や空調の音が通奏低音として鳴り続けます。自分が演奏している和音とずれていると気になって演奏に集中できなくなる」。
作曲家の井上鑑は、
「僕の場合はスタジオで電話のベルが鳴ると気分が悪くなることがある。電話のベルはDかE♭が多いんだけど、これが演奏している曲に合っていないと気持ち悪い」。
ほかにも、「和音が鳴ると、目の前に特定の色が浮かぶ」「でたらめに叩いたピアノの鳴っている音が全部わかる」などなど。
僕は絶対音感を持った人に会った経験はごく僅かしかないが、以前、アルトサックス奏者の佐藤恭子さんにあるパーティーで演奏してもらった時、主催者から事前に渡され演奏を依頼されていたオリジナル曲のデモテープがまったく別な曲であることが直前にわかりまっさお。しかし、彼女は、渡されたばかりのオリジナル曲をヘッドホーンで聴きながら、控室ですらすらと五線紙に書き落とし、しかもコードまで全部つけてバンドメンバーに渡しているのを見て驚いた経験がある。
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いよいよ2010年が明けました。2006年の元旦セッションから始めたジャズ・ベースも今年でいよいよ5年目に突入。ブログともども、ぼちぼちやっていますが、こちらの方もよろしくお願いします。今年は上のイラストのトラ君のように、さらさらとベースを弾いてみたいな。
1月2日は毎年、仕事日。2日の朝の出勤はつらい。今朝も、用賀駅のプラットホームはほとんど、下の写真のような無人状態。でも、もし朝の電車がこれほどすいてたら、通勤は楽だな〜と思った。
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